ドコモ光10ギガの工事内容は?1ギガから10ギガへの切替で家に何が起きるか

本ページでは一部広告を掲載しております

この記事はこんな人におすすめ
  • ドコモ光1ギガを使っていて、10ギガへの変更を考えている方
  • 工事の当日に何時間インターネットが止まるのかを知りたい方
  • 工事が終わったのにインターネットにつながらない方

結論、ドコモ光10ギガの工事内容は機器の交換だけで15分ほどで終わる場合と、電柱から光ケーブルを引き直す場合の2通りに分かれ、その分かれ目は3つの条件で決まります。

1ギガから10ギガへの変更なら工事料は特典で0円ですが、土日工事の3,300円とオプションの工事料は無料にならず、工事が終わってもIPv4がつながるのは数時間から数日後です。

新規契約の方も1ギガから切り替える方も対象で、すでに工事が終わってつながらない方は工事が終わってもつながらないから読めます。

ドコモ光10ギガの工事内容について、公式の冊子と工事料金の公式ページを実際に開いて突き合わせ、通信会社に勤めていた頃の経験をもとに、当日その家で何が起きるかを順に整理しました。

元通信業界出身
ネット通信ラボ所長

テツヤ

筆者

通信会社で光回線の販売と企画に携わったのち、ネット通信ラボを開設。契約前の相談から開通後のトラブルまで、現場で幅広く対応してきました。専門用語をできるだけ使わず、料金と速度を数字で比べられる形にして届けます。

目次

まず結論|あなたの工事がどのパターンになるかは3つの条件で決まる

ドコモ光の10ギガの工事は、全員が同じ内容になるわけではありません。

機器を入れ替えるだけで15分ほどで終わる家もあれば、電柱から光ケーブルを引き直す家もあります。

その分かれ目は、たった3つの条件で決まります。

まずは、その3つの条件から見ていきます。

申込区分・建物・宅内設備の3つで派遣か無派遣かが決まる

工事の形を左右するのは、申込区分・建物・宅内設備の3つだけです。

ドコモ公式は「お客さまの設備状況などにより工事担当者お伺いの有無が決まります」としか書いていません。

その「設備状況」を3つに分解すると、工事担当者が来るかどうかの当たりが付きます。

条件見るところこの条件が決めること
①申込区分新規契約/転用/事業者変更(入)/光回線再利用(入)/ドコモ光1ギガからのプラン変更局舎側の設備をどこまで切り替えるか
②建物戸建てか、マンションか光ケーブルをどの経路で引き込むか
③宅内設備光コンセントがあるか。あるならどの型か部屋の中の配線工事が要るか

①は契約の切り替え方、②は外からの経路、③は部屋の中の作業量を決めます。

3つのうち、多くの方がいちばん詰まるのが③の光コンセントです。

壁の差込口は何種類もあり、どれが光用なのかは見慣れていないと判断できません。

光コンセント一体型・ローゼット型と電話用モジュラージャックの見分け方

光コンセントとは、壁から光ケーブルを室内へ引き出すための差込口のことです。

見つからない場合は、そこに光ケーブルを引き込む工事が加わります。

工事パターン早見表|あなたの条件だと当日こうなる

ドコモ光10ギガの工事が派遣か無派遣かを決める3つの条件

先ほどの3つの条件を、当日の作業に翻訳したのが次の表です。

ただし、この表は当たりを付けるためのもので、確定するのは工事担当者が設備を見たあとです。

申込区分建物光コンセント派遣の見込み宅内でやること立ち会い所要時間の目安
1ギガからのプラン変更戸建て・マンション共通あり派遣あり・屋内配線工事なしONUの交換と接続確認必要約15分〜1時間(利用者の報告の幅)
1ギガからのプラン変更戸建て・マンション共通なし派遣あり・屋内配線工事あり引き込みと光コンセントの設置、ONUの設置必要設備確認まで確定しない
新規契約戸建てなし派遣あり・屋内配線工事あり電柱からの引き込み、光コンセントの設置、ONUの設置必要屋外工事と屋内工事が別日になる例もある
新規契約マンションあり派遣あり・屋内配線工事なしONUの設置と接続確認必要設備確認まで確定しない
転用・事業者変更(入)で速度も10ギガへ変える戸建て・マンション共通あり派遣ありの見込みONUの交換と接続確認必要設備確認まで確定しない
光回線再利用(入)戸建て・マンション共通あり派遣ありだが引き込みは不要ONUの設置と接続確認必要設備確認まで確定しない
派遣なしと案内された場合戸建て・マンション共通あり派遣なし(局内の切替のみ)届いた機器を自分で接続不要自分の作業のみ
派遣の見込みは、ドコモ公式の案内と申込区分ごとの工事内容から編集部が整理したもの|最終的な判定は工事担当者の現地確認による

表の左端が申込区分なので、まず自分の申込みがどれかを決めてください。

1ギガから10ギガへ変える方は上2行、これから新しく引く方は3行目と4行目が該当します。

金額は工事の形で桁が変わるため、工事料の早見表 あなたのケースはいくらかにまとめてあります。

確定するのは担当者が設備を見たあと。当たりは付けられる

ここまでの判定には限界があります。

ドコモ公式は「工事担当者がお客さま宅の設備を確認させていただいたのちに判明します」と明記しており、申し込んだ時点では工事の形は確定しません。

確定できないのは、確認する対象が家の外にもあるからです。

  • 最寄りの電柱から自宅まで、引き込める空き芯線があるか
  • 局舎側の設備に空きポートがあるか
  • 建物内の配管に、新しいケーブルを通せる余裕があるか
  • マンションなら、共用部の設備が10ギガに対応しているか

これらは申込書の情報だけでは分からず、担当者が現地で見て初めて判明します。

見込みが外れると工事料が跳ねる
派遣なしの想定が派遣ありに変わると、工事料は数千円から2万円台へ動きます。実際に「無派遣工事と言われて申し込んだのに、直前に派遣工事へ変わり工事費が約2千円から約2万円になった」という一利用者の報告があります。

そこで、申込みの電話やフォームの段階で「うちは派遣工事になる見込みか」を必ず聞いておいてください。

確定はしませんが、見込みを聞いておけば予算と工事日の心づもりができます。

見込みが変わると工事日もずれるので、引っ越しの予定がある方はとくに早めに確認しておくと安心です。

無派遣工事になったときに自分で何をするかは、ドコモ光の無派遣工事のやり方と当日の流れでまとめています。

\キャッシュバック付きの窓口から申し込める/

1ギガから10ギガへの切替工事で、変わるもの・変わらないもの

ドコモ光の1ギガから10ギガへの変更は、契約上は「料金プランの変更」です。

それでも工事が入るのは、家の中と局舎の設備を物理的に入れ替える必要があるからです。

何が入れ替わり、何がそのまま残るのかを、順番に切り分けていきます。

結論から言うと、残るのは配線側、替わるのは機器側です。

いまの光コンセントと宅内の光ファイバーは流用できることが多い

多くの方がいちばん恐れているのは、また電柱から光ケーブルを引き直されることでしょう。

結論として、いま使っている光コンセントと引き込み済みの光ファイバーは、そのまま使えるケースが少なくありません。

ドコモ公式の冊子も、光回線再利用の場合は「きりかえ元事業者の引込線を流用する為、新たに光ファイバーケーブルの引き込みは不要になります」としています。

状況引き込みの見込み
光コンセントがあり、光ファイバーが室内まで来ている既存の引き込みを使える見込みが高い
光回線再利用(入)で申し込んだきりかえ元の引込線を流用するため、新たな引き込みは不要
光コンセントがない、または電話用のモジュラージャックしかない電柱からの引き込みと光コンセントの設置が必要
建物内の配管に空きがない引き込み経路の追加工事が発生することがある

ただし公式は全体としては設備状況次第という立場で、事前に確約はしていません。

なお、1ギガと10ギガで宅内に引き込む光ファイバーの太さが変わるわけではありません。

知恵袋には「1Gと10Gでは宅内に引き込む光ファイバーケーブルの太さに違いはありますか」という質問が実際に寄せられていますが、切替で問題になるのはケーブルではなく両端の機器です。

必ず交換になるのはONU(回線終端装置)

ONUとは、光ファイバーで届いた光の信号を、パソコンやルーターが読める電気の信号に変える箱のことです。

1ギガ用のONUでは10ギガの信号を扱えないため、切替では必ずこの箱が入れ替わります。

これが「機器の交換だけに見えるのに、工事の予定を組まされる」理由の中心にあります。

  • 光ファイバーは残る
  • 光コンセントも残ることが多い
  • ONUは10ギガ対応のものへ入れ替わる

つまり、機器交換だけに見えても工事の枠が必要になります。

知恵袋には「1Gbpsから10Gbps回線に変更する際に無派遣工事が不可能なのは何故でしょうか」という質問者本人の疑問が投稿されています。

新しく引くときは無派遣がありうるのに変更だと工事が要るのは、交換対象が物理的な機器だからです。

届いた機器を自分で差し替えてはいけない
「ドコモ光10ギガを申し込み、ルーターが届いたので工事日前に設置しようとしたら交換できなかった」という投稿者本人の報告があります。ONUの切替は局舎側の設定とセットで行われるため、工事日より前に自分で入れ替えても回線はつながりません。

また、設置される機器はオプションの有無でも変わります。

ドコモ光電話やドコモ光テレビオプションを使う場合は、ONUのほかに専用の装置が加わります。

テレビオプションの工事日が別になる可能性は、よくある質問で扱っています。

1ギガと10ギガは同じ光ファイバーを違う色の光で流れている

1ギガと10ギガが同じ光ファイバーを流れる仕組みと交換される装置

光ファイバーが替わらないのにONUは替わる、というのは一見矛盾して見えます。

この矛盾は、1本の光ファイバーの中を1ギガと10ギガが別々の波長の光で流れている、と考えると解けます。

だから設備の更新は、光ファイバーそのものではなく両端の装置に対して行われます。

  • 局舎側の装置を10ギガ対応のものへ更新する
  • 宅内のONUを10ギガ対応のものへ交換する
  • 光ファイバーと電柱上の分岐装置(スプリッタ)はそのまま共用する

この構造が、既存の設備を活かしたまま10ギガへ移行できる理由です。

そして同時に、宅内のONUだけを自分で交換しても速度が上がらない理由でもあります。

光コンセントがあれば無派遣は10ギガでは通用しない

光回線の解説記事では、「家の中に光コンセントがあれば無派遣工事になる」という説明をよく見かけます。

この判定軸は1ギガの話であって、10ギガの切替にはそのまま当てはまりません。

ドコモ公式の冊子は「『ドコモ光 10ギガ』は、NTT東日本・NTT西日本の『フレッツ 光クロス』提供エリアでのみご利用いただけます」と明記しており、1ギガとは別のサービスの上に乗っています。

よく見かける説明10ギガの切替での実際
光コンセントがあれば無派遣工事になる光コンセントがあってもONUの交換で派遣工事になることがある
コラボ光からの乗り換えなら無派遣工事速度を10ギガへ変えると、乗り換え元にかかわらず工事が入る
変更手続きだから機器を送ってもらうだけ局舎側の切替と機器の入れ替えがセットで行われる

公式の冊子も、料金プランの変更について「派遣工事が必要となる、ご利用機器の交換・再設定などが必要となる場合があります」と書いています。

この誤解は、読者と事業者のあいだに不信まで生んでいます。

知恵袋には「賃貸に光コンセントがすでにあり大家からも工事不要と言われているのに、派遣工事を押し通そうとしてきた」という投稿者本人の不満が実際に寄せられていました。

\キャッシュバック付きの窓口から申し込める/

派遣工事と無派遣工事で、当日やることはここまで違う

工事の形が決まったら、次に知りたいのは当日その家で何が起きるかです。

派遣工事と無派遣工事では、家に人が入るかどうかだけでなく、自分がやる作業まで変わります。

それぞれの当日を、作業の順番で見ていきます。

まずは、作業量の多い派遣工事からです。

派遣工事|電柱から外壁を経由して宅内へ引き込む6つの工程

ドコモ光10ギガの派遣工事当日に進む6つの工程

派遣工事の当日は、NTT東西の指定工事会社の担当者が訪問します。

作業は6つの工程に分かれていて、家の外から中へ順番に進みます。

ドコモ公式の冊子(2026年9月版)に載っている工程を、順に並べます。

STEP
工事前の説明

工事担当者から、光ファイバーの引き込み方法など工事内容の説明を受けます。

STEP
光ファイバーの引き込み

最寄りの電柱から外壁を経由し、多目的配管などを利用して宅内へ光ファイバーケーブルを引き込みます。必要に応じて光コンセントを設置します。

STEP
ONUの設置

引き込んだ光ファイバーケーブルとONUを接続し、設置します。

STEP
接続確認

工事担当者が持参したパソコンで接続試験を行います。

STEP
10Gbps対応ルーターの設置

ONUと10Gbps対応ルーターをLANケーブルで接続します。ここからはお客さまの作業です。

STEP
パソコン・スマホの接続と設定

ルーターとパソコン・スマホを、無線または有線でつなぎます。

接続試験は工事担当者が持参したパソコンで行うので、自分のパソコンを用意しておく必要はありません。

なお、光回線再利用(入)で申し込んだ場合は、きりかえ元の引込線を流用するため2つ目の工程が不要になります。

①から④が指定工事会社、⑤と⑥はあなたの作業

ドコモ光10ギガの工事6工程で工事会社とお客さまの分界点

6つの工程は、途中で担当者が入れ替わります。

作業員が帰った時点では、まだインターネットが使える状態になっていません。

工程実施するのは
①工事前の説明NTT東西の指定工事会社
②光ファイバーの引き込み・光コンセントの設置NTT東西の指定工事会社
③ONUの設置NTT東西の指定工事会社
④接続確認NTT東西の指定工事会社
⑤10Gbps対応ルーターの設置お客さま
⑥パソコン・スマホの接続と設定お客さま

この分界点を知らないと、「作業員が来たのにつながらない」という状態になります。

とくに⑤は後回しにできません。

ルーターの電源を切ったままにしない
公式の冊子は「工事完了後、お客さまご自身で速やかにONUと10ギガ対応無線LANルーターなどの接続を行ってください。電源を入れておくことで、アプリケーションが配信され、IPv4通信が利用可能となります」「電源が入っていない場合、IPv4通信が開通できません」と明記しています。

知恵袋にも「自分でONUとルーターを設置し開通設定をしましたが認証ランプが点灯しません」という投稿者本人の相談が寄せられています。

工事が終わったあとにつながらない理由は、工事が終わってもつながらない 開通は2段階で進むでまとめて扱います。

穴あけは既存の配管やエアコンダクトで避けられることが多い

光ファイバーを宅内へ引き込む3つの経路と穴あけの相談になる条件

新築や賃貸で最も気になるのが、外壁に穴を開けられるかどうかでしょう。

公式の冊子は「多目的配管などを利用し宅内へ光ファイバーケーブルを引き込む」と書いており、すでにある通り道を使うのが基本です。

多目的配管とは、電話線やテレビの配線などを通すために建物にあらかじめ用意されている管のことです。

  • 多目的配管が空いていれば、そこに通す
  • エアコンのダクト(配管の穴)が使えることもある
  • 電話線用の配管を通せる場合もある

これらがどれも使えないときに、はじめて穴あけの相談になります。

知恵袋には「光回線の工事で穴あけはやめた方がいいですか?隙間風が入るとか、虫が入ってくるとかありますか」という投稿者本人の不安が寄せられていました。

穴を開けたくない場合は、工程の1つ目である「工事前の説明」のタイミングで必ず伝えてください。

無派遣工事|局内の切替だけ。機器の接続は自分で行う

無派遣工事は、担当者が自宅に来ない代わりに、NTTの局内で回線の切替が行われます。

ただし「何もしなくていい」わけではありません。

公式の冊子は、無派遣工事をさらに2つに分けています。

分岐当日やること
利用中の機器が変更となる場合工事日当日のAM7:30以降に、届いた機器を自分で接続・設定する
機器の変更がない場合自分の作業はなし

機器が変わる場合は当日の朝に自分の作業が発生し、これを知らずに外出していると、その日のうちにネットが使えるようになりません。

Xには「事業者変更だったので工事立ち会いもなく勝手に切り替えでした」という一利用者の報告もあります。

ただし、これは速度を変えない乗り換えの話で、1ギガから10ギガへ速度を変える場合はONUの交換が伴うため同じようにはいきません。

戸建てとマンションで変わるのは引き込み経路

戸建てとマンションで違うのは、光ファイバーが家に届くまでの経路です。

宅内でやること自体は、どちらもONUの設置と接続確認で変わりません。

経路の違いは次のとおりです。

住居タイプ引き込みの経路
戸建て最寄りの電柱から自宅の外壁へ直接引き込む
マンション共用部の設備まで来ている回線から、各戸へ配線する

マンションの場合、共用部に手を入れるときは管理組合や管理会社への確認が必要になることがあります。

Xには「共用部の終端装置が届かないので開通できないと言われ、2ヶ月半放置された」という一利用者の報告もありました。

無派遣のはずが直前に派遣へ変わることがある

ここまでの判定は、覆ることがあります。

無派遣の想定が派遣に変わると、工事料も工事日も動きます。

Xには次のような一利用者の報告がありました。

  • 「当初無派遣工事で切り替えられると言われたのに、急に派遣工事が必要で工事費も約二千円から約二万円になると言われて困惑した。しかも工事日もずれ込む」
  • 「なぜか、急遽派遣工事になったため、開通工事がゴールデンウィークに変更になった」

これは個人の不運ではなく、無派遣で処理できると判定したあとに現地で派遣が必要と分かる事象は業界全体で起きています。

その規模を示す一次資料は、なぜ10ギガの工事は待たされるのかで紹介します。

対策は1つで、無派遣と案内された場合でも派遣になったときの金額と日程を先に聞いておくことです。

\キャッシュバック付きの窓口から申し込める/

工事料は申込区分で決まる。1ギガからの変更なら原則0円

工事料は、申込区分によって0円から3万円近くまで動きます。

ただし、いま1ギガを使っている方が10ギガへ変更する場合、工事料は特典で0円になります。

ここでは、その原則と例外を順に確定させます。

まずは、いちばん多くの方が該当する0円のケースからです。

ドコモ光10ギガの工事料を決める申込区分と工事の形

1ギガから10ギガへの変更工事料は特典で0円になる

ドコモ光の1ギガから10ギガへ料金プランを変更すると、本来は工事料がかかります。

しかし「ドコモ光1ギガ⇒10ギガ料金プラン変更工事料無料特典」により、この工事料は0円になります。

この特典は2024年6月1日に始まり、公式サイトに終了日の記載はありません。

項目内容
特典がない場合の工事料11,660円(設備状況により上限22,000円)
特典適用後0円
特典の名称ドコモ光1ギガ⇒10ギガ料金プラン変更工事料無料特典
開始日2024年6月1日
出典:NTTドコモ

金額に幅があるのは、設備の状況で工事の量が変わるためです。

対象になるかどうかは、次の3つで確認できます。

無料特典の対象になる3つの条件
  • 1ギガから10ギガへの料金プラン変更であること
  • 変更の前後で設置場所の住所が同じであること
  • 特典期間中に利用を開始すること

条件のうち間違えやすいのが2つ目で、引越しと同時に10ギガへ変えると設置場所が変わるため対象外になります。

一方で、転用や事業者変更と同時にプラン変更する場合や、ahamo光からのプラン変更は対象です。

特典の条件や他のキャンペーンとの併用可否は、ドコモ光10ギガのキャンペーンと特典の一覧で詳しくまとめています。

0円にならない例外|土日工事とオプション工事

無料特典には適用外があります。

土日祝日の工事料・オプションの工事料・工事内容によって発生する追加料金は、無料になりません。

この3つは、ドコモ公式が特典の適用外として明記しているものです。

適用外になるもの金額の目安
土日休日に派遣工事を入れた場合の追加工事料3,300円(年末年始は別料金)
ドコモ光テレビオプションなどのオプション工事料オプションごとに設定
工事内容によって発生する追加料金現地の状況による
出典:NTTドコモ

平日に休みを取りにくい方ほど、土日の工事を選ぶことになります。

その場合は追加の3,300円がかかると考えておいてください。

さらに、公式の冊子には「工事当日、お客さま宅の状況により工事料が別途発生する場合があります」とも書かれています。

工事が始まってからのキャンセルは有料
工事の実施前に取り消せば工事料はかかりません。ただし工事の途中で取り消すと、そこまでに発生した派遣費用と工事料が請求されます。

なお、事務手数料4,950円は特典の有無にかかわらずかかります。

工事料が0円でも、初期費用がまったくの0円になるわけではない点は押さえておいてください。

テレビオプションを同時に付けると別に費用がかかる

ドコモ光テレビオプションを同時に申し込むと、工事料無料特典とは別に費用が発生します。

新規で申し込む場合、テレビオプションだけで合計13,530円かかります。

内訳は3つに分かれます。

費用の名目金額
基本工事料(ドコモ光の派遣工事と同時)3,300円
基本工事料(後から単独で申し込む場合)11,550円
テレビ接続工事料(1台)7,150円
テレビ接続工事料(2〜4台)25,080円
テレビ視聴サービス登録料3,080円
出典:NTTドコモ

ドコモ光の派遣工事と同時なら基本工事料は3,300円ですが、後から単独で申し込むと11,550円になります。

テレビの台数が増えると接続工事料も上がり、ブースターの設置が必要な場合は1台13,200円が加算されます。

提供条件にも制限があります。

  • マンションはNTT東日本の光配線方式のみが対象
  • 提供エリアは37都道府県の一部(2023年3月現在)
  • 5台目以降の端末接続は1台3,630円

10ギガとの併用可否は事前に確認してください。

工事日が別になる場合がある点は、よくある質問で扱います。

プロバイダを変える方向で手数料の有無が変わる

10ギガへの変更と同時にプロバイダを変える場合、手数料がかかることがあります。

この手数料は、変更の方向によって有料と無料が入れ替わります。

方向ごとの扱いは次のとおりです。

変更の方向手数料
単独タイプからタイプA・タイプBへ無料
タイプA・タイプBから単独タイプへ3,300円
タイプAとタイプBのあいだ、および同一タイプ内での変更3,300円
出典:NTTドコモ

直感に反しますが、単独タイプへ移るほうが有料で、逆方向は無料です。

なお、ドコモnetを利用中の方は10ギガ単独タイプで使えないため、プロバイダの変更が必要になります。

プロバイダの選び方はドコモ光10ギガの対応プロバイダの選び方で、変更にともなう不通期間はプロバイダが変わる場合は数日使えない期間が出るで扱っています。

転用でも、速度を変えるなら工事料は0円ではない

光回線の解説では「転用なら工事費は0円」という説明が広く流通しています。

この0円には「速度そのまま」という条件が付いており、10ギガへ変える転用には当てはまりません。

ドコモ公式の初期費用のページも、工事料0円の見出しを「転用お申込みの場合(速度そのまま)」としています。

申込みの内容工事料
転用で、速度は1ギガのまま0円
転用と同時に10ギガへ変更するプラン変更の工事料が発生する(無料特典の対象)
事業者変更(入)で、速度はそのまま0円
事業者変更(入)と同時に10ギガへ変更するプラン変更の工事料が発生する(無料特典の対象)

速度を変えるかどうかで扱いが分かれる、という点だけ覚えておいてください。

なお、速度変更を伴う転用・事業者変更も無料特典の対象なので、結果としては0円になります。

0円の理由は転用ではなく特典
速度を変える転用が0円になるのは無料特典が適用されるからで、転用そのものが0円だからではありません。特典が終われば0円ではなくなります。

他社から乗り換える場合の手続きは、ドコモ光10ギガへの事業者変更の手順と注意点でまとめています。

新規契約の工事料は2026年6月に値上がりした

新しく回線を引く方は、金額が変わっている点に注意してください。

2026年6月1日の申込み分から、新規の工事料が改定されました。

改定前後の金額は次のとおりです。

申込内容改定前(2026年5月31日までの申込)改定後(2026年6月1日以降の申込)
新規・派遣あり・屋内配線工事あり22,000円28,600円
新規・派遣あり・屋内配線工事なし11,660円18,260円
タイプCの新規(戸建て/マンション)19,800円/16,500円28,600円(共通)
タイプCへの提供事業者変更等(戸建て/マンション)19,800円/16,500円22,000円(共通)
出典:NTTドコモ

改定の対象は新規の工事料だけです。

料金プラン変更・ドコモ光電話・ドコモ光テレビオプションの工事料は改定の対象外なので、1ギガから10ギガへ変える方は値上げの影響を受けません。

なお、新規契約でも派遣工事がない場合の工事料は3,300円で、派遣の有無だけで金額が桁ひとつ変わります。

工事料の早見表|あなたのケースはいくらか

ここまでの内容を、1枚の表にまとめます。

派遣の有無だけでなく、屋内配線工事の有無でも金額が変わります。

自分の申込区分の行を、左から右へたどってください。

申込区分派遣あり・屋内配線工事あり派遣あり・屋内配線工事なし派遣なし
新規(タイプA・B)28,600円18,260円3,300円
1ギガから10ギガへのプラン変更(タイプA・B)無料特典で0円(本来は11,660円・上限22,000円)無料特典で0円無料特典で0円
転用・事業者変更(入)で速度はそのまま0円0円0円
転用・事業者変更(入)と同時に10ギガへ無料特典で0円無料特典で0円無料特典で0円
新規(タイプC)28,600円28,600円28,600円
1ギガから10ギガへのプラン変更(タイプC)戸建て9,900円/マンション8,250円戸建て9,900円/マンション8,250円戸建て9,900円/マンション8,250円
タイプCへの提供事業者変更等22,000円22,000円22,000円
提携ケーブルテレビからの転用(タイプC)0円0円0円
出典:NTTドコモ|土日休日に派遣工事を入れる場合は3,300円が加算(年末年始は別料金)|別途、事務手数料4,950円がかかる

金額はあくまで目安です。

ドコモ公式の工事料金シミュレーションにも「工事料金はあくまで目安であり、各種条件・時期によって実際のご請求額が異なる場合があります」と注記されています。

10ギガの月額料金や割引を含めた総額は、ドコモ光10ギガの料金と実質負担額で確認できます。

タイプCは無料ではなくdポイント還元になる

ここまでの0円の話には、1つ例外があります。

ケーブルテレビ事業者の設備を使う「タイプC」は、工事料が0円になるのではなく、工事料相当のdポイント還元になります。

つまり、いったん工事料を支払う形になります。

項目タイプA・タイプBタイプC
1ギガから10ギガへの変更工事料が0円工事料を支払い、相当額をdポイントで還元
手元の現金出ていかないいったん出ていく
プラン変更の工事料無料特典で0円戸建て9,900円/マンション8,250円

同じ「実質無料」でも申込直後の請求額が変わるので、タイプCの方はいったん支払う前提で予算を組んでおいてください。

新規のタイプCも、2026年6月の改定で戸建てとマンションの金額が28,600円に一本化されました。

なお、公式の工事料金シミュレーションはタイプA・タイプB・単独タイプ・ドコモ光ミニ・ahamo光プランが対象で、タイプCは含まれていません。

\キャッシュバック付きの窓口から申し込める/

工事当日までの流れ|7日前・前日・当日にやること

工事は当日だけの話ではありません。

7日前に締切があり、前日までに準備が必要で、当日の朝には回線が止まります。

工事日が決まったあとの動きを、時間軸で並べます。

まずは、いちばん手前にある締切からです。

7日前まで|工事日の変更とキャンセルの締切

工事日を動かせる期限は、意外に早く来ます。

工事日の変更は7日前まで、キャンセルは7日前の午後8時までです。

しかも、連絡する窓口は申込区分によって変わります。

やりたいこと期限連絡先
工事日の変更(新規・転用・事業者変更(入))工事日の7日前まで工事日変更受付サイト
工事日の変更(同上・6日前から前日15時)前日15時まで工事日変更受付サイト
工事日の変更(タイプC・光回線再利用(入))早めに相談ドコモ光サービスセンター
工事のキャンセル工事日の7日前の午後8時まで同センター(電話)
出典:NTTドコモ「『ドコモ光 10ギガ』ご利用のお客さまへ」2026年9月版

タイプCと光回線再利用(入)だけ、サイトからは変更できません。

該当する方は、都合が悪くなりそうな段階で早めに電話してください。

キャンセルの扱いにも境目があります。

工事が始まったあとは無料で戻せない
工事の実施前にキャンセルすれば工事料はかかりません。工事の途中で取り消した場合は、そこまでに発生した派遣費用と工事料が請求されます。

日程が合わずに申込みそのものをやめる方もいます。

Xには「10ギガの最短工事日が10月19日と言われ、キャンセルした」という一利用者の報告もありました。

前日まで|届いた機器の確認と自分で用意するもの

ドコモ光10ギガの工事後に機器をつなぐ順番

工事の当日、最後の2工程は自分の作業です。

そこで詰まらないよう、前日までに機器を揃えておいてください。

ドコモ公式の冊子が挙げている推奨環境は3点です。

前日までに確認する3点
  • LANケーブルがカテゴリ6a以上か
  • 10Gbps対応ルーターが手元にあるか
  • パソコンやスマホが10ギガの速度に対応しているか

パソコンを有線でつなぐなら10GBASE-TのLANポート、無線ならWi-Fi6以上が必要です。

準備が遅れると、工事が終わってもその日のうちに使えません。

Xには「いざ切り替えたと思ったらルーターがつながらない」「10ギガ対応ルーターはそのうちと思っていた」という一利用者の報告もありました。

LANケーブルはカテゴリ6a以上で10G LANポートに挿す

LANケーブルは、規格と挿し口の2つが揃わないと10Gbpsになりません。

カテゴリ6a以上のケーブルを、ルーターの「10G LAN」と書かれたポートに挿す必要があります。

公式の冊子の記載は次のとおりです。

項目公式の記載
推奨するケーブルカテゴリ6a以上(10GBASE-T)
それ以外のケーブル100BASE-TX以上のストレートケーブルなら利用はできるが、最大通信速度10Gbpsには対応できない
挿す場所ルーターとパソコンをつなぐ場合は、ルーターの「10G LAN」のLANポートに差し込む必要がある

古いカテゴリ5eのケーブルが1本混ざっているだけで、そこが上限になります。

工事の前に、使う予定のケーブルの表面に印字された規格を確認しておいてください。

10Gbps対応ルーターは原則レンタルで提供される

10ギガ対応ルーターは、自分で買わなくても用意できます。

ドコモ公式の冊子は「10Gbps対応ルーターは原則レンタルでの提供」と明記しています。

自分で用意したい場合は、その旨を申し出る形です。

条件ルーターの扱い
通常のレンタル原則レンタルで提供される
ドコモ光電話を同時に申し込む無償レンタルになる。ただし無線機能を使うには有料オプションの申込みが必要
レンタルしないIPv4 over IPv6通信とDHCPv6-PD機能に対応した機器を自分で用意する

レンタルの10ギガ対応無線LANルーターは無線の最大速度が上り下りとも2.4Gbpsで、Wi-Fiでは10Gbpsは出ません。

10Gbpsに近い速度が必要なら、有線でつなぐか市販の高性能ルーターを検討することになります。

機種ごとの違いは、ドコモ光10ギガの対応ルーターの選び方でまとめています。

当日AM5:00|光回線を使うサービスがすべて止まる

ドコモ光10ギガの工事日に回線が止まってから開通するまでの流れ

ここからは、1ギガから10ギガへ切り替える方の話です。

公式の冊子は、工事日当日のAM5:00から設定完了まで、光回線を利用したサービスがすべて利用できないと案内しています。

止まるのはインターネットだけではありません。

  • インターネット
  • ドコモ光電話などの固定電話
  • ドコモ光テレビオプションなどの映像サービス

対象は「最大通信速度変更を伴う転用」と「10ギガへのプラン変更」で、新しく引く新規契約は当てはまりません。

ただし、公式の案内は最悪のケースを示したものです。

実際にプラン変更をした方のブログには「朝からネットが使えなくなることは無かった」という一利用者の報告もあります。

在宅勤務の日は避けるのが安全
作業員が切断処理をするまで使えたという報告はありますが、公式はAM5:00からの停止を案内しています。仕事で回線を使う日は工事日にしないでください。

固定電話を仕事で使っている方は、当日の連絡手段も決めておいてください。

当日の作業は15分から1時間。立ち会いは必要

工事そのものは、思ったより短く終わることが多いです。

機器の交換だけで済んだ場合、15分から30分で終わったという報告が複数あります。

一方で、引き込みから行う場合は1時間程度みておくと安心です。

工事の内容報告されている所要時間
1ギガから10ギガへの切替(機器の交換のみ)「モデムを変えただけの15分くらいの作業」(知恵袋・投稿者本人の報告)
1ギガから10ギガへの切替(機器接続のみ)約30分(個人ブログ・一利用者の報告)
新規の引き込み屋外工事と屋内工事が別日。訪問が当日10件中10番目で、完了が16時46分だった例(個人ブログ・一利用者の報告)

いずれも他の方の報告で件数も多くないため、自分のケースがこの範囲に収まる保証はありません。

もう1つ注意したいのが、訪問の時間帯です。

公式の冊子は「交通事情やほかのお客さまの工事状況などにより、やむを得ず訪問時間帯に間に合わない場合があります」と明記しています。

半休では足りないことがある
訪問の時間帯は確約されません。在宅勤務や外出の予定は、当日を丸ごと空けるつもりで組んでおくと安全です。

立ち会いについても条件があり、公式は「設置場所などを決定できる方の立会いが必要」としています。

知恵袋には「立ち会いを家族に任せた結果、希望と違う引き込みになって再工事を打診された」という投稿者本人の報告がありました。

引き込み経路や光コンセントの位置を後から変えるには再工事が要るので、決められる方が立ち会ってください。

土日の工事は追加料金がかかる
土日休日に派遣工事を入れると工事料が加算されます。金額は0円にならない例外 土日工事とオプション工事で確認できます。

\キャッシュバック付きの窓口から申し込める/

工事が終わってもつながらない|開通は2段階で進む

工事は終わったのに、インターネットにつながらない。

この状態は故障とは限らず、10ギガの開通が2段階で進むために起きます。

まず何が起きているのかを整理し、そのうえで確認の順番を渡します。

まずは、開通が2段階で進むという事実からです。

IPv6が先に開通し、IPv4は数時間から数日後になる

ドコモ光10ギガの開通が2段階で進む流れと見られるサイトの違い

ドコモ光10ギガの開通は、1回では終わりません。

工事が終わってIPv6が開通した時点では、IPv6に対応したサイトしか見られません。

その数時間から数日後に、IPv4通信が開通して残りのサイトも見られるようになります。

段階起きること見られるサイト
① 開通工事とIPv6の開通光回線の工事が完了し、提携プロバイダがIPv6通信を開通させるIPv6対応サイトのみ
↓数時間から数日—
② IPv4通信の開通プロバイダの設定が完了するIPv4対応サイトも見られる
出典:NTTドコモ「『ドコモ光 10ギガ』ご利用のお客さまへ」2026年9月版

一部のサイトだけ開ける状態は、故障ではなく開通の途中です。

さらに、提携プロバイダで契約の照合ができない場合は、IPv6の開通そのものが工事日の翌日以降になることもあります。

実際の待ち時間には幅があります。

  • 「開通から4日目、まだIPv4で通信できない」(X・一利用者の報告)
  • 「IPv4が使えるようになるまで数日かかりますと案内された」(X・一利用者の報告)

30分ほどで使えるようになったという報告もあり、待ち時間は環境によって大きく変わります。

データ通信ランプが青く点灯すればIPv4が開通した合図

データ通信ランプの消灯と青色点灯が示すIPv4開通の状態

いま自分がどちらの段階にいるかは、機器のランプで判断できます。

公式の冊子は「データ通信ランプが青色に点灯したらプロバイダの設定が完了し、IPv4通信が利用可能です」と書いています。

つまり、このランプが点いていなければ、まだ2段階目を待っている状態です。

ランプの状態意味
データ通信ランプが消灯しているIPv4通信はまだ開通していない
データ通信ランプが青色に点灯しているプロバイダの設定が完了し、IPv4通信が利用できる

知恵袋には「2日前にドコモ光を1Gから10Gにしてもらいましたが、データ通信のランプが点灯せずネットが使用できません」という投稿者本人の相談が複数寄せられています。

同じ状態にある方は、故障を疑う前にこのランプを確認してください。

なお、ランプの名称や並びは機器によって異なるため、手元の取扱説明書でどれがデータ通信のランプかを確かめてください。

つながらないときに上から確認する5つ

待っても直らない場合は、自分で確認できることがあります。

確認は必ず上から順に行ってください。

公式の冊子に根拠がある項目だけを5つに絞りました。

STEP
ONUとパソコンを直結していないか

ルーターを経由せず、ONUとパソコンをLANケーブルで直接つないだ場合、原則インターネットには接続できません。

STEP
ルーターの電源を入れたままにしていたか

電源が入っていないとアプリケーションが配信されず、IPv4通信が開通できません。工事後は速やかに接続し、電源を入れたままにします。

STEP
LANケーブルが10G LANポートに挿さっているか

ルーターとパソコンをつなぐ場合、ルーターの「10G LAN」と書かれたポートに差し込む必要があります。

STEP
LANケーブルがカテゴリ6a以上か

それ以外のケーブルでも通信はできますが、10Gbpsには対応できません。

STEP
PPPoE方式のプロバイダを使っていないか

PPPoE方式に対応したプロバイダを利用する場合、IPv4通信とIPv6通信の利用可能手順が異なります。プロバイダへ確認してください。

ここまで試しても直らない場合は、問い合わせ先を分けて考えます。

ドコモとプロバイダのどちらに聞くかで、答えが返ってくるかどうかが変わります。

そのまま電話で使える形にすると、次のようになります。

問い合わせ先聞くこと
ドコモ光サービスセンター「回線の工事は完了していますか。プロバイダへのデータ連携は済んでいますか」
契約中のプロバイダ「IPv6は開通していますか。IPv4のアプリケーション配信はいつ届きますか」

工事の完了とデータ連携はドコモ側、IPv6とIPv4の開通はプロバイダ側の担当です。

この切り分けを最初に伝えると、たらい回しになりにくくなります。

つながっても速度が出ないなら原因は宅内側にある

つながったのに思ったほど速くない、という相談もよくあります。

宅内のLAN配線は工事の対象外で、工事担当者は壁のLANポートや既設のLANケーブルには触りません。

つまり、家の中の配線が古いままなら、そこが速度の上限になります。

  • 壁の中の配線がカテゴリ5eなら、そこから先は1Gbps止まり
  • 家の中を這わせている古いLANケーブルも同じく上限になる
  • レンタルの10ギガ対応無線LANルーターは、無線の最大速度が上り下りとも2.4Gbps

知恵袋には「家の1階・2階・3階にある有線LANポートも10Gになっているのか」、Xには「壁の中のLANケーブルも速いものに変える必要があるか」という投稿者本人の疑問がありました。

いずれも答えは同じで、宅内の配線は自分で見直す必要があります。

実際にどれくらいの速度が出ているかは、ドコモ光10ギガの実測速度でまとめています。

プロバイダが変わる場合は数日使えない期間が出る

最後に、申し込む前に知っておくべき注意があります。

すでに光回線を使っていて、10ギガへの変更にともないプロバイダの変更が必要な場合、工事日当日または翌日から数時間から数日間インターネットが使えなくなります。

これはドコモ自身が、冊子の表紙にいちばん目立つ形で載せている注意事項です。

該当する条件起きること
すでに光回線を利用中 かつ プロバイダの変更が必要工事日当日または翌日より、数時間から数日間インターネット接続の一部または全部が使えない
プロバイダ接続方式の変更を含む場合同上
出典:NTTドコモ「『ドコモ光 10ギガ』ご利用のお客さまへ」2026年9月版

在宅で仕事をしている方には、数日の不通は現実的な打撃になります。

プロバイダを変えずに済むかどうかは、申込みの前に必ず確認してください。

プロバイダの変更にかかる手数料はプロバイダを変える方向で手数料の有無が変わる、選び方はドコモ光10ギガの対応プロバイダにまとめています。

\ドコモ光/ahamo光のカテゴリから該当窓口へ進める/

申込から開通まで、どれくらい待つのか

申し込んでから使えるようになるまでの期間は、ケースによって大きく違います。

機器の交換だけで済む切替と、電柱から引き込む新規では、待ち時間の桁が変わります。

実例と、その差が生まれる理由を順に見ていきます。

まずは、実際に報告されている両極からです。

切替は最短で当日30分、新規は106日かかった例もある

ドコモ光10ギガの切替と新規で変わる開通までの待ち時間

期間の目安を1つの数字で示すことはできません。

報告されている実例は、工事当日に30分で終わったケースから、申込から開通まで106日かかったケースまで幅があります。

両極を並べると次のようになります。

ケース報告されている経過
1ギガから10ギガへの切替工事当日に機器を接続して約30分で完了(個人ブログ・一利用者の報告)
新規の引き込み事前調査から屋外工事まで約40日、屋内工事と開通までさらに約35日。申込から開通まで106日(個人ブログ・一利用者の報告)
マンションの新規「共用部の終端装置が届かないので開通できません」と言われ2ヶ月半(X・一利用者の報告)
工事日が遠くて断念「10ギガの最短工事日が10月19日、1ギガなら9月22日と言われてキャンセルした」(X・一利用者の報告)

いずれも他の方の報告であり件数も多くないため、自分のケースがこの範囲に収まる保証はありません。

分かれ目は、工事のパターンを決める3つの条件と同じです。

機器の交換だけで済むなら短く、設備の引き込みから始まるなら長くなります。

なぜ10ギガの工事は待たされるのか

工事日が遠いのは、事業者が怠けているからではありません。

10ギガの設備は1ギガとは別枠で、工事の枠そのものが少ないためです。

日本インターネットプロバイダー協会が総務省の「接続料の算定等に関する研究会」(第83回・2024年4月16日)へ提出した資料に、この実態が数字で書かれています。

資料に記載されている事実内容
リードタイムの差光クロスのリードタイムは光ネクストよりも平均して5日長い
30日超の割合申込日から工事日まで30日超を要する割合が全国平均で15%(2024年3月に取得した工事)
地域差全国平均を5ポイント上回る12県のうち11県が西日本エリア
工事日の再調整設備確認の結果「ポート空きなし、芯線空きなし」などで再調整になることがある
無派遣の誤判定無派遣工事の場合、通常と比較して3倍のバックオーダー(開通できずに再調整となった工事)が発生
品目変更の接続断光クロスへの品目変更において3割超の割合で接続断が発生
出典:一般社団法人日本インターネットプロバイダー協会「開通工事等に関する要望事項」(第83回 接続料の算定等に関する研究会 資料83-4・2024年4月16日)

ドコモ光の10ギガはNTT東西の光クロスの上で提供されているため、この資料の内容がそのまま自分の工事に効いてきます。

とくに注目したいのが、無派遣工事の誤判定です。

無派遣と判定されたのに実際は工事が必要だった、というケースは通常の3倍発生していると資料は記録しています。

誤判定が起きる理由も資料にある
宅内の光コンセントが撤去されていた例や、集合住宅で過去の導入実績から即決判定が出る例が挙げられています。「光クロスの場合には、より多く発生しています」とも書かれています。

無派遣のはずが直前に派遣へ変わったという報告が実在するのは、この構造が背景にあるためです。

なお、これは2024年4月に提出された資料の内容で、その後の改善状況までは示していません。

工事日を早めるためにできること

待つしかない、というわけでもありません。

公式が示している事実から、いま取れる行動が3つあります。

裏の取れない裏技は書きません。

STEP
逆算して早めに申し込む

建物の設備状況により提供可否の確認に時間がかかる場合があります。入居や引越しの日が決まっているなら、そこから逆算して申し込んでください。

STEP
工事日変更受付サイトで空きを見る

新規・転用・事業者変更(入)は、工事日変更受付サイトから日程を変更できます。キャンセルが出て前倒しできる場合があります。

STEP
オプションの優先順位を決めておく

ドコモ光テレビオプションを申し込むと、10ギガの工事日とテレビオプションの工事日が別になる場合があります。急ぐなら回線を先に開通させる選択もあります。

工事日を変更できる期限は7日前までで、窓口は7日前まで 工事日の変更とキャンセルの締切にまとめてあります。

なお、申込みの窓口を変えても工事日は早まりません。

工事を行うのはNTT東西の指定工事会社で、どの窓口から申し込んでも工事枠は同じです。

窓口選びで変わるのは特典だけ
工事の早さは窓口では変わりません。キャッシュバックなどの特典を基準に選んでください。

\工事枠は同じ。特典で選べる窓口を確認できる/

ドコモ光10ギガの工事に関するよくある質問

ここまでで触れていない、工事の周辺でよく出る疑問をまとめます。

とくに「10ギガから戻すとき」「他社へ移るとき」は、契約する前に知っておくべき内容です。

10ギガから1ギガに戻すときも工事は必要ですか?

必要になる場合があります。

公式の冊子は、料金プランの変更について「派遣工事が必要となる、ご利用機器の交換・再設定などが必要となる場合があります。また別途工事料がかかる場合があります」としています。

10ギガのまま他社へ乗り換えられますか?

できません。

公式の冊子は、10ギガを利用している場合の他社への事業者変更について、申込みの前に1ギガへの変更が必要で、その際に工事が必要になると明記しています。

手続きの詳細はドコモ光10ギガの事業者変更で扱っています。

自宅が10ギガのエリアかはどこで確認できますか?

ドコモ公式のエリア検索で確認できます。

ドコモ光10ギガはNTT東西の「フレッツ 光クロス」提供エリアでのみ利用できます。

エリアの調べ方や拡大の状況はドコモ光10ギガの提供エリアにまとめています。

テレビオプションがある場合、工事は別日になりますか?

別日になる場合があります。

公式の冊子は「ドコモ光テレビオプションを申し込む場合、10ギガの工事日とテレビオプションの工事日が異なる場合があります」としています。

費用の内訳はテレビオプションを同時に付けると別に費用がかかるで確認できます。

テレビオプションを使うと設置される機器は変わりますか?

変わります。

ONUのほかに映像用回線終端装置(V-ONU)が必要になり、機器が2台構成になります。

提供条件はマンションがNTT東日本の光配線方式のみで、提供エリアも37都道府県の一部に限られます。

解約するときに撤去工事は必要ですか?

建物の状況や貸主の意向によって変わります。

賃貸で原状回復を求められている場合は、撤去工事が必要になります。

費用と要否は契約内容や設備で変わるため、解約の前にドコモ光サービスセンターへ確認してください。

工事の内容そのものについては、この記事の前半で扱っています。

自分がどのパターンになるかは、工事パターン早見表 あなたの条件だと当日こうなるで確認できます。

\キャッシュバック付きの窓口から申し込める/

まとめ|工事は判定・当日・その後の3段で見れば迷わない

ドコモ光10ギガの工事は、判定・当日・その後の3段に分けて見れば迷いません。

1ギガから10ギガへ変える方なら、工事料は特典で0円、当日の作業は15分から1時間で終わる可能性が高いところまで見当が付きます。

押さえておきたい点は次のとおりです。

  • 工事のパターンは、申込区分・建物・宅内設備の3つで当たりが付く
  • 1ギガから10ギガへの変更工事料は、無料特典で0円になる
  • 光ファイバーと光コンセントは流用できることが多く、替わるのはONUと局舎側の設備

一方で、次の3点は先に知っておいてください。

  • 切替の当日はAM5:00からインターネット・固定電話・テレビが止まる
  • 工事が終わってもIPv4の開通は数時間から数日後になる
  • 土日工事の追加工事料とオプション工事料は無料特典の対象外

まだ自宅が対象エリアか調べていない方は、ドコモ光10ギガの提供エリアから確認してください。

エリアが確認できていれば、あとは工事日を押さえるだけです。

\1ギガからの変更なら工事料は特典で0円/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

テツヤのアバター テツヤ 元通信業界出身|ネット通信ラボ所長

元通信業界出身|ネット通信ラボ所長
通信会社で光回線の販売と企画に携わったのち、ネット通信ラボを開設。契約前の相談から開通後のトラブルまで、現場で幅広く対応してきました。専門用語をできるだけ使わず、料金と速度を数字で比べられる形にして届けます。

目次