- 毎日のようにかかってくる勧誘電話にうんざりしている
- 着信拒否しても別の番号からかかってきて困っている
- 電話で提案された内容がお得なのか確かめたい
元通信回線会社の社員として結論を申し上げると、その電話の主はBIGLOBE本社ではなく、委託を受けた「悪質な販売代理店」である可能性が極めて高いです。
最も重要なことは、電話口で言われるがまま契約すると、本来もらえるはずのキャッシュバックがもらえないなど「数万円単位で損をする」という事実です。
この記事では、元業界人の視点から「なぜこれほどしつこく電話してくるのか」という裏側の暴露や、二度とかけさせないための「魔法の断り文句」を徹底解説します。
なぜこれほどしつこい?ビッグローブ光勧誘電話の「正体」と「裏側」
「なぜ、断っても断っても電話がかかってくるのか?」その謎を解くために、まずは彼らの正体と、業界の構造(インセンティブ制度)について解説します。
ここを理解するだけで、相手の手口が透けて見え、冷静に対処できるようになります。
「ビッグローブ光」と名乗るが、実は別会社
電話口の相手は「ビッグローブ光の者ですが」「NTTの回線の件で」などと名乗ることが多いですが、彼らのほとんどはBIGLOBEの社員ではありません。
正体は、BIGLOBEやNTTから販売業務を委託された「販売代理店」のスタッフです。
具体的には、以下のような図式になっています。
| 立場 | 役割と特徴 |
|---|---|
| 回線事業者(BIGLOBE等) | サービスの提供元。基本的に、契約中のユーザーへの「事務連絡」以外で、新規獲得の営業電話を直接かけることは少ない。 |
| 販売代理店(電話の主) | 回線事業者から「販売」を委託された別会社。契約を取れば取るほど報酬がもらえるため、強引な勧誘やしつこい電話を行いやすい。 |
つまり、あなたが怒りを感じている相手は「BIGLOBEというブランド」ではなく、「その看板を借りて商売をしている一部の悪質な代理店」なのです。
【元社員が暴露】彼らが「しつこい」本当の理由
私は過去に通信会社で営業戦略に携わっており、こうした代理店の仕組みを内部から見てきました。
彼らが異常なほどしつこいのには、明確な理由があります。
それは、「1件契約を取るごとの成果報酬(インセンティブ)」が貰えるからです。
- 電話をかけても繋がらない、断られるのが当たり前。
- だからこそ、少しでも脈がありそうな人(話を聞いてくれる人)には徹底的に食い下がる。
- ノルマが厳しく、獲得できないと報酬がゼロになるケースもある。
特に、名簿業者から入手したリストや、過去に何らかのアンケートで回答した電話番号に対し、機械的に電話をかけ続けているケースが多々あります。
彼らにとってあなたは「お客様」ではなく、「ノルマを達成するための数字」に見えているのが実情です。
この構造を知れば、まともに話を聞いてあげる必要が全くないことがわかるはずです。
【要注意】悪質代理店によくある3つの手口と嘘
彼らは百戦錬磨の営業マンであり、断られることを前提に非常に巧妙なトークスクリプト(台本)を用意しています。
しかし、手口は大きく分けて3つのパターンしかありません。
これを知っておくだけで、電話口で慌てずに済みます。
1. 「NTT」や「KDDI」を装う(なりすまし)
最も多いのが、大手通信会社の社員であるかのように錯覚させる手口です。
- 「NTTの回線を利用している者ですが」
- 「KDDIの方から参りました」
- 「プロバイダの変更窓口です」
このように曖昧な名乗り方をし、決して「〇〇という代理店です」とは自分から言いません。
「大手からの連絡なら聞かなきゃ」と思わせるのが彼らの狙いです。
2. 「料金が安くなる」という甘い罠
「現在のプランより月額1,000円安くなります」という提案には、必ず裏があります。
| 営業トーク | 実際のカラクリ |
|---|---|
| 安くなります | 最初の12ヶ月だけ割引で、2年目から高くなるケースが多い。 |
| 設定は不要です | 月額500円〜1,000円程度の高額な有料オプション(サポートやセキュリティ)への加入が条件になっている。 |
結果として、「安くなると言われたのに、請求書を見たら高くなっていた」というトラブルが後を絶ちません。
3. 「モデム交換」「アナログ戻し」などの嘘
専門用語を使ってユーザーを混乱させ、契約を迫る悪質なパターンです。
- 「回線の切り替え工事が必要です」
- 「今のモデムは使えなくなるので交換が必要です」
- 「アナログ回線に戻さないと損をします」
これらは全て嘘、または不要な手続きです。
基本的に、こちらから依頼しない限り、勝手に機器の交換や工事が発生することはありません。
無視はNG?「重要な連絡」と「悪質勧誘」の見分け方
「じゃあ、知らない番号からの電話は全部無視すればいいの?」そう思うかもしれませんが、実はそうとも言い切れません。
ごく稀に、BIGLOBE本体からの「本当に重要な連絡」が混じっているからです。
BIGLOBE公式からも電話はかかってくる
BIGLOBE公式サイトの情報によると、以下のケースでは「BIGLOBEカスタマーサポート」や「開通センター」から電話がかかってきます。
- 開通工事の日程調整(申込み直後など)
- 登録住所や支払情報の不備確認
- コース変更手続きの確認
これらを無視し続けると、インターネットが使えなくなったり、工事が延期されたりするリスクがあります。
安全な「見分け方」と「対処法」
では、どうやって悪質な代理店と公式を見分ければよいのでしょうか?以下の手順で確認することをおすすめします。
ワンポイントアドバイス
まずは電話に出ずに、番号をGoogle検索してください。「jpnumber」などの口コミサイトで「迷惑電話」と書かれていれば着信拒否でOKです。
もし電話に出てしまった場合や、どうしても判断がつかない場合は、以下の「最強の防衛策」を実行してください。
「今は忙しいので、一度切ってから公式の窓口へ自分からかけ直します」と言って電話を切る。
本物のBIGLOBE公式なら「かしこまりました」と快諾してくれます。
逆に、代理店なら「この電話でないと特典が適用されません」などと必死に引き止めてくるため、すぐに見抜くことができます。
【実録】二度とかけさせない!効果的な着信拒否と「魔法の断り文句」
着信拒否をしても、彼らは番号を変えて何度でも電話をかけてきます。なぜなら、彼らの手元にある名簿リスト上で、あなたのステータスが「不在(再架電待ち)」になっているからです。
電話を完全に止めるには、リスト上のステータスを「勧誘NG(架電禁止)」に書き換えさせる必要があります。
そのための具体的なアクションと、プロ直伝の「魔法の言葉」を伝授します。
1. 曖昧な返事は逆効果!「魔法の断り文句」
「結構です」「今はいいです」といった返事は禁物です。「今は忙しいだけだから、日時を改めてまたかけよう」と解釈されてしまうからです。
相手の営業マンが最も恐れるのは「法律」と「見込みなし(時間の無駄)」の2点です。これを利用した最強のスクリプト(台本)がこちらです。
パターンA:法律を盾にする(最強)
特定商取引法には「一度断った相手に再勧誘してはいけない(再勧誘の禁止)」というルールがあります。
これを破ると業務停止命令などの重い処分が下るため、代理店はこれを非常に恐れます。
「特定商取引法に基づき、再勧誘を明確にお断りします。私の個人情報を御社のリストから削除し、二度とかけないでください」
この一言を告げるだけで、まともな業者は二度とかけてきません。
パターンB:嘘も方便(即効性あり)
法律用語を言うのが苦手な場合は、相手が「これ以上営業しても無駄だ」と悟る嘘をつきましょう。
「先日、Webからビッグローブ光に申し込み済みです。もう工事日も決まっているので、案内は不要です」
すでに契約済みの人に営業をかける意味はありません。これでリストから除外されます。
2. KDDI(親会社)へ勧誘停止を依頼する
BIGLOBEはKDDIグループの会社です。あまりに電話が悪質な場合、親会社であるKDDIの「勧誘停止登録」を利用することで、KDDI代理店全体からの電話を抑制できる可能性があります。
| 窓口 | 連絡先 |
|---|---|
| KDDIお客さまセンター | 0077-777(無料)受付時間 9:00~20:00 |
オペレーターに繋がり次第、「代理店からの勧誘電話を停止したい(勧誘停止登録をしてほしい)」と伝えてください。
ワンポイントアドバイス
ただし、全ての代理店を完全に止められるわけではありません。やはり「電話口で直接断る(リストから消させる)」のが最も確実な対処法です。
もし電話で契約してしまったら?「初期契約解除制度」でキャンセルせよ
「勢いに負けて契約してしまった…」「後から調べたら、キャッシュバックがない損な契約だった…」
そんな場合でも、諦める必要はありません。
通信回線の契約には、クーリング・オフに似た「初期契約解除制度」という救済措置があります。
8日以内なら違約金なしで解約可能
契約書面を受け取った日から数えて8日以内であれば、利用者の都合のみで契約を解除できます。違約金は発生しません(※工事費や事務手数料の実費は請求される場合があります)。
キャンセルの具体的な手順
- 契約書面を確保する
送られてきた契約書やメールは絶対に捨てないでください。代理店の連絡先や解除方法が記載されています。 - 書面(ハガキ等)を送る
電話での解約は「言った言わない」になるため、必ず記録が残る方法(簡易書留など)で解除通知を送ります。 - BIGLOBE公式へ相談する
代理店と連絡がつかない場合は、BIGLOBEの会員サポートへ事情を説明してください。
注意
放置すると自動的に開通し、キャンセルできなくなります。「おかしい」と思ったら、1日でも早く行動してください。
ビッグローブ光自体は悪くない!損せず契約する「唯一の正解ルート」
ここまで勧誘電話の悪質さについて解説してきましたが、一つだけ誤解しないでいただきたいことがあります。それは、「ビッグローブ光という回線サービス自体は、非常に優秀である」という事実です。
実際に、auやUQモバイルユーザーにとっては「スマホセット割」が適用されるため、国内でもトップクラスにコスパが良い回線です。
悪いのはサービスではなく、「申し込み窓口の選び方」だけなのです。
「電話勧誘」vs「Web窓口」決定的な違い
電話口で契約する場合と、ネット上の正規窓口から申し込む場合で、どれくらい条件が違うのか比較してみましょう。
結論、電話で契約すると4万円以上損をする可能性があります。
| 項目 | 電話勧誘(悪質代理店) | Web窓口(公式・優良代理店) |
|---|---|---|
| キャッシュバック | ほぼ無し(あっても数千円) | 数万円〜(40,000円前後が相場) |
| 不要オプション | 強制加入(月額が高くなる) | 加入不要(オプションなしで満額還元) |
| 証拠・記録 | 言った言わないのトラブル多発 | 確認メールが届くため証拠が残る |
悪質な代理店は、人件費(電話オペレーター代)がかかっている分、ユーザーに還元する予算がありません。
一方で、Web集客を中心とする優良代理店は、コストを削減できる分、高額なキャッシュバックを利用者に還元できる仕組みになっています。
どのWeb窓口が安心でお得なのか
最もキャンペーンなどがお得で安心して申し込めるのはビッグローブ光の「公式特設サイト」です。
オプション不要で高額キャッシュバックが貰えるほか、月額割引も適用できるため代理店より圧倒的にお得になっています。
ビッグローブ光の窓口比較
←左右にスクロールできます→
| 申込窓口 | キャッシュバック | 月額割引 | 他社乗換キャッシュバック | 申請方法 | 振込時期 | Wi-Fiルーター |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 公式特設サイト (公式) | 【10ギガ】 50,000円 【1ギガ】 50,000円 | 【10ギガ】 6ヶ月無料 【1ギガ】 3ヶ月無料 | 最大40,000円 | WEB | 11ヶ月後と23ヶ月後 | 【10ギガ】 バッファロー(WXR9300BE6P) 実質25,872円 【1ギガ】 TP-Link(Deco X50) 実質0円 |
| アウンカンパニー (代理店) | 【10ギガ】 50,000円 【1ギガ】 30,000円 | なし | なし | 電話 | 開通確認後即日 | 【10ギガ】 バッファロー(WXR9300BE6P) 実質14,272円 【1ギガ】 NEC(WG1200HP4) 月額550円 |
| NEXT (代理店) | 【10ギガ】 55,000円 【1ギガ】 40,000円 | なし | なし | 電話 | 1ヶ月後 | 【10ギガ】 バッファロー(WXR9300BE6P) 実質14,272円 【1ギガ】 NEC(WG1200HP4) 月額550円 |
| NNコミュニケーションズ (代理店) | 【10ギガ】 50,000円 【1ギガ】 30,000円 | なし | なし | 電話 | 1ヶ月後 | 【10ギガ】 バッファロー(WXR9300BE6P) 実質19,272円 【1ギガ】 TP-Link(Deco X50) 実質12,540円 |
| 家計の節約 (代理店) | 40,000円 | なし | なし | WEB | 12ヶ月後 | ― |
| 25 (代理店) | 30,000円 | なし | なし | WEB申請&アンケート回答&利用明細送付 | 11ヶ月後 | ― |
| ブロードバンドナビ (代理店) | 【10ギガ】 52,000円 【1ギガ】 32,000円 | なし | なし | WEB申請&アンケート回答 | 6ヶ月後と11ヶ月後 | 【1ギガ】 機種不明 無料 ※ただしキャッシュバック額から-5千円 |
| エフプレイン (代理店) | 多数のオプション加入で40,000円 | なし | なし | 申請書送付 | 6ヶ月後 | ― |
| ゼロプラス (窓口終了) | なし | なし | なし | ― | ― | ― |
| ライフサポート (窓口終了) | なし | なし | なし | ― | ― | ― |
| LBフォース (窓口終了) | なし | なし | なし | ― | ― | ― |
※指定オプションが不要な特典額で比較
よくある質問
勧誘電話の番号リストはありますか?
特定の番号リストは存在しませんが、勧誘業者は「0120」や「0800」から始まるフリーダイヤルを使うことがほとんどです。
不審な番号から着信があった場合、電話に出る前にその番号をGoogleで検索し、「jpnumber」などの口コミサイトで「迷惑電話」と報告されていないか確認することをおすすめします。
「モデムの交換が必要です」と言われたのですが本当ですか?
99%の確率で、契約を取るための嘘(または誤認させる表現)です。
基本的に、こちらからプラン変更を申し込まない限り、現在使えている機器を強制的に交換しなければならないケースは稀です。即決せず、一度電話を切ってBIGLOBE公式サポートへ事実確認をしてください。
KDDIの「勧誘停止登録」をすれば絶対に電話は来なくなりますか?
残念ながら、「絶対」ではありません。
KDDIの正規代理店からの連絡は止まりますが、名簿業者などを使って無差別に電話をかけてくる非正規の悪質業者までは制御できないためです。やはり、電話口で「特商法に基づき再勧誘を断る」と伝えるのが最も効果的です。
まとめ
最後に、今回のポイントをまとめます。
- 電話の主はBIGLOBE社員ではなく、ノルマに追われた代理店。
- 電話で契約すると、キャッシュバックが貰えず損をする。
- 断る時は「特商法に基づき再勧誘を断る」の一言が最強。
- 契約してしまっても、8日以内なら初期契約解除が可能。
あなたの貴重な時間を、迷惑電話の対応で浪費する必要はありません。正しい知識で毅然と対応し、快適なインターネットライフを取り戻してください。
